【概要】
・投資を始めたのが2007年(H19年)でリーマンショックの前年でした。
・その後、リーマンショックを経て、価格が戻してきた投資信託を順次売却して現金化。
しかし、2014年価格が戻らないハイリスク資産と日本株を損切。
・2021年に旧NISA口座開設し、現在も保有。
・2024年1月から退職金と預金で新NISA口座運用開始。
・リーマン・ショック時の「下がるときはすべてが下がる」経験をもとに、
債権などに振り分けてもリターンが小さく、長期投資では価格が戻ることを考えれば、
「下がり幅は大きくともリターンが高いインデックスファンドを購入する」方針に至る。
【目次】
(1)私の投資履歴
(2)失敗例
①銀行で投資信託を購入
②ハイリスクのベトナム株購入
③日本株(個別株)購入
(3)リーマンショックを経験後の今の考え方
(1)私の投資履歴
・2007年(H19年)6月から投資開始 運用資産2,528万円
(リスク資産は全てリーマンショック前に購入)
資産購入の内訳
金融機関名 | 種別 | 商品名 | 投資金額 | 購入年月日 |
地方銀行⇒失敗① | 投資信託 (バランスファンド) | ドリームチーム ピクテグローバルインカム | 730万円 | 2007.11 |
フィディリティ証券 | 投資信託 (先進国株、新興国株) | 朝日グローバルオープン JPモルガン ブリックス5 | 182万円 | 2008.6 |
フィディリティ証券 | 投資信託 (外国債券) | 中央三井外国債券 | 40万円 | 2008.6 |
マネックス証券 | 投資信託 (エマージング株) | HSBCブラジルオープン | 30万円 | 2008.3 |
セゾン証券 | 投資信託 (先進国株) | 朝日グローバルオープン バンガード | 400万円 | 2008.6 |
| 投資信託計 | | 1,382万円 | |
グローバルリンク・インベストメント | 匿名組合 | ベトナムノーロード1,2、マカオ5 ⇒失敗② | 200万円 | 2008.2 |
マネックス証券 | | 日本株計⇒失敗③ | 248万円 | 2007.6 |
銀行 | | 定期預金 | 880万円 | 2007.6 |
大和証券 | | MRF | 248万円 | 2007.6 |
| | 合計 | 2,958万円 |
・2007年(H19年)10月
投資信託売却 17,964,325円(+414,325円)
外貨MMF230万円
さわかみ投資信託100万円
地方銀行300万円
セゾン投資信託500万円
計26,264,325円
・2008年(H20年)10月
リーマンショックに遭遇(~リーマンショックの回復は2013年(平成25年)頃)
・2009年(H21)10月時点
21,206,444円 ー4,073,556円
・2014年(H26)1月時点
2,942万円(家屋購入返済額含む)
預金1,693万円(預金+投資信託を現金化)
日本株64万円
(マイナス80万円)⇒損切確定
ベトナム株50万円
(マイナス150万円)⇒損切確定
大和証券MRF175万円
保有資産計1,982万円
家屋購入借金返済へ計960万円
・2021年(R3)旧NISA口座マネックス証券に開設
(2024年1月28日現在の損益)
投資年 | NISAの区分 | 投資額 (円) | 銘柄 | うち概算評価損益(円) | 概算評価額(円) |
---|---|---|---|---|---|
2021 | 一般NISA | 294,288 | SBI・V・S&P500 | +162,751 | 457,039 |
2022 | 一般NISA | 360,000 | SBI・V・S&P500 | +135,614 | 495,614 |
2023 | つみたてNISA | 337,332 | SBI・V・S&P500 | +80,822 | 418,154 |
2023 | つみたてNISA | 60,000 | eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | +4,716 | 64,716 |
計 | 1,051,620 | +383,903 | 1,435,523 |
・2024年 新NISA口座購入開始
(2)失敗例
①銀行で投資信託を購入
2007年当時、地方銀行で投資信託を購入し、
手数料を3%も取られた。
当時でもネット証券なら手数料無料の商品があったはず。
730万円で21.3万円の手数料が銀行の収入に。
しかし、購入後すぐ価格は上昇し、2007年10月頃に売却し、
30万円以上の利益は出たので結果オーライ。
②ハイリスクのベトナム株ファンド購入
戸松信博さんの運用するベトナム株の匿名組合のファンドを購入。
かなりのハイリスクであったが、「3倍上昇を目指す」色気を出してしまい購入。
あえなくリーマンショックで暴落し、
8年近く保有していたが、200万円が4分の1になり、
50万円から戻らず毎年手数料3%を引かれるばかりなので、
あえなく損切し、マイナス150万円確定。
私の投資歴で最も苦い思い出です。
③日本株(個別株)購入
投資初心者でありながら、当時の「さわかみ投信」が
購入している株を真似て購入し、リーマンショックから
株価が戻らずに失敗。
損切りしマイナス80万円。
個別株を買うなら相当勉強して買うべきと反省。
(3)リーマンショック経験後の考え方
・バランスファンドや債権なども混ぜながら購入したものの、
大暴落時は債権であれ、バランスファンドであれすべてが下がることを経験。
であるなら多少リスクは高くとも(暴落時の落ち込みは激しくとも)
「10年以上の長期保有するならリターンの高いインデックスファンドを購入したほうがいい」
という今のスタンスになっています。
現在の銘柄で言えば、
「オールカントリー(三菱UFJアセットマネジメントHP参照)」よりも
「楽天S&P500(楽天投信投資顧問HP参照)」か、
「楽天NASDAQ100(楽天投信投資顧問HP参照)」でと考えています。
※それぞれ販売元のホームページに詳しい説明がありますので、
そこを参照するようになっています。
なお、私が購入するのは、楽天証券で販売しているS&P500やNASDAQ100です。
手数料が安価でポイントが付くからです。
暴落時には「楽天NASDAQ100」と「楽天S&P500」を
追加購入する予定です。
オールカントリーは、全世界に分散していますので、
今後、50年~60年運用していく世代にとっては、
アメリカの時代ではなくなっている可能性があり、
オールカントリーの割合を高めるほうが良いとは思いますが、
定年退職後の我々世代にとって、
資産取り崩しを行っていく今後20年位の間は
世界の資産と人材が集まるアメリカ優勢が続く確率が高いと考えます。
今後も進む技術革新でNASDAQ市場には
マイクロソフトやエヌビディアに相当する新興企業が次々と現れてくると考えています。
楽天NASDAQと楽天S&P500の購入は、楽天証券のみからとなってます。
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