先日、京都の二条城で行われている現代アート展のキーファーと東京の国立西洋美術館で行われている展覧会を2泊3日ではしごしてみてきましたので、ご報告します。
京都二条城のアンゼルム・キーファーは素晴らしい展覧会。おすすめです!
普段から美術館にはよく行く方なのですが、今回のアンゼルム・キーファーは、わざわざ行ったかいがありました。
京都二条城にて開催中「アンゼルム・キーファー、ソラリス」展
March 31, 2025 – June 22, 2025
2025年3月31日~6月22日
Open daily 9:00AM ~ 4:30PM
6月22日まで開催していますので、興味のある方は、ぜひ、ない方も一度見てみて自分の感性を試してみてください。

上の作品は、広島の原爆惨劇をテーマにしたものだそうです。


東京国立西洋美術館「ヒルマ・アフ・クリント展」も秀逸でした。
京都から新幹線で東京まで移動し、東京で1泊し、息子にも会いました。
この展覧会は、少し変わった展覧会です。
「ヒルマ・アフ・クリント」という名前は、美術を好きな人でも聞いたことがないという方が多いのではないのでしょうか? 私も今回、始めて聞きました。
NHKの「日曜美術館」でも放送したので、現物を見たいと思ったのと、妻の友人の是非行くべきという推しの一声で当初は京都2泊の予定を1泊に変更し、急遽、東京に移動することにしました。
「ヒルマ・アフ・クリント」は、ピカソやゴッホなどの有名な方ではないものの、近年注目されてきているスウエーデンの画家で、1800年代に活躍し、現代美術に大きな影響を与えていると言えます。
「ヒルマ・アフ・クリント展」

東京国立西洋美術館 2025年3月4日(火)~6月15日(日)10:00-17:00(金曜・土曜は10:00-20:00)
ヒルマ・アフ・クリント(1862-1944)
スウェーデンの裕福な家庭に育ち、王立芸術アカデミーを優秀な成績で卒業、職業画家として活動しました。
一方で神秘主義などの秘教思想やスピリチュアリズムに傾倒し、交霊術の体験を通してアカデミックな絵画とは異なる抽象表現を生み出します。表現の先駆性や緻密な体系性など、モダン・アート史上、きわめて重要な存在として評価されています。



100年以上前に書かれた絵とは思えない斬新さとセンスが見られます。
宇宙からの啓示により、自動書記でかいた下絵を元に絵画にしたと言われています。
その神秘的な話は抜きにしても、大きなキャンパスに次々と仕上げていった創作意欲もすごいものがあります。
まとめ
・京都二条城にて開催中「アンゼルム・キーファー、ソラリス」展は、魂が揺さぶられる展覧会です。
・国立西洋美術館の「ヒルマ・アフ・クリント展」は、好き嫌いがあると思いますが、興味を持たれた方は、、一度見ることをお勧めします。
・これからも人生の残りを楽しみながら、投資を継続しつつ、感性を磨き、心も若くありたいと思っています。