【概要】
・私の投資についての基本的な考え方をご説明させていただきます。
効果的に投資を進めていくために、大切な考え方なので、
最初に目立つ場所の「固定ページ」でご説明させていただきます。
①まずは、家計を節約し、出るお金を減らす。
②次に、しっかりと稼ぐ。
我々退職世代は60歳で退職後、再就職先で減収となり、
給与収入を増やしていくことは難しいですが、少しでも時間の余裕ができたなら
副業にチャレンジしてみましょう。
③最後に、①で削減できたお金と②の増えたお金を加えてNISAの非課税口座でしっかり投資に回す。
当面は、③の投資中心にご説明しますが、「節約」と「副業」の体験記も今後掲載予定です。
③の投資はインデックスファンドを購入していく限りは、購入商品による差はそれほどは出ないと思いますが、
それ以上に大切なのは、経営と同じで
「節約(経費節減)」と「副業(収入増)」で貯めた力を「投資(事業展開)」に注ぎ込むことによって、
投資額を今以上にアップできれば、
「退職ファイア(=金銭的にも精神的にも安定した リタイヤ生活)」が、より早く実現すると考えます。
【目次】
(1)節約で出ていくお金を減らす
(2)副業のススメ
(3)投資のすすめ
(4)まとめ
節約で出ていくお金を減らす
公務員の収入で子供3人を私立中高に2人、3人が大学(うち2人が私立)まで行き、
築20年の中古自宅を現金購入し(多くは自分で補修)、無借金の生活ができているのも、
投資の結果というより、日々の節約があったからだと自負しています。
ちなみに妻は、自営業ですが趣味程度の収入なので、それほど裕福な家庭とは言えません。
まずは、最も効果的な固定費の見直しから始めましょう。
・もしまだの方は、スマホの契約を格安スマホにすることから始めるのが効果的です。
私は、スマホを持った5年ほど前からワイモバイルに家族5人の家族割で契約しています。
携帯電話代は、一人2千円から3千円超で5人で15,000円前後になっています。
格安スマホは各種ありますが、対面の窓口があるほうが、何かと相談するときにありがたいので、
私は今のところ「ワイモバイル」にしています。
・次に、自家用車を1台に減らすもしくは手放す。
私が住む地域では夫婦で2台所有が当たり前の中、結婚当初から1台にしています。
車は10年落ちの中古車ですが、走行距離3万キロ程度のハイブリッドのTOYOTA車です。
これに少なくとも10年間は乗るつもりです。(故障が少ないトヨタの燃費が良い中古車を選択)
通勤は、自転車で行ける職場と自宅を選んでいますし、
休日に街中に一人で出かけるときは基本、自転車です。
・本は図書館で借りて読む。
固定費には入らないですが、退職世代の方は、本を読む時間が増えた方も多いと思います。
私は、投資の関連本は図書館で借りて、要旨をノートに書き写しながら読んでいます。
ここ数年で50冊程度は読みました。
参考図書も順次ブログに掲載しようかと思っています。
繰り返し読みたい、マーカーを引きたい本だけメルカリやアマゾンの中古本で買って読めばと思います。
私の節約法は、改めてお伝えしていこうと思います。
副業のススメ
・副業もいろいろありますが、手っ取り早く、家の整理もできるフリマアプリ活用での不用品販売がおすすめです。
・ネット上(スマホ)のフリーマーケットで不用品販売ができるサイトです。
・中でも最大手のフリマサイト「メルカリ」が一番広く使われていますし、
使い勝手もフォロー体制も素晴らしいです。
・私がメルカリで不用品の販売を始めたのは、退職後の60歳の2023年4月からです。
少し早いですが、「終活」に向けて読まなくなった本や、
子育ても終わり使わないキャンプ用品やスポーツ用品、望遠レンズ、双眼鏡、
Tーシャツ、古いオーディオ機器などを売却してきました。
本も中古買取店で売却すれば、ダンボール一箱分で良くても数百円程度だったのが、
メルカリだと程度が良ければ定価の8割から半額程度で売却できますし、
新品同様のお気に入りの写真集は定価の2万円以上で売却できました。
図書館にない新刊本は、メルカリやアマゾンで新刊で買って読んだら即、
メルカリで売って、差し引き100円程度の支払いで読める場合もあります。
作動しない40年前のレーザーディスクやカセットデッキも「ジャンク品」で
1,500円と3千円程度で売れましたし、
実家で保管の40年前のフォークギターが1万円以上で売却できました。
今、昭和レトロブームが若い世代に起こっており、
40年前の壊れたソニーのラジカセや大型のカセットテープケースも
それぞれ3千円程度で売れたのには驚きました。
それぞれ送料が販売価格から差し引かれますが、それを抑えるのがコツになってきます。
そのノウハウも身につけてきましたので、お伝えしようと思います。
売却額が総額30万円以上になり、貯まった「メルペイ」という電子マネーで買い物をするようになり、
驚いたことに、2023年4月以降は近所のスーパーとパン屋での買い物には現金を使っていません。
買い物で使ってもまだ、10万円以上貯まっていたので、
売上金の「メルペイ」のうち15万円をメルカリサイトの仮想通貨(ビットコイン)に回し、
2024年4月2日現在で20万円以上増えて、残高が50万円ほどになりました。
どうせ元金がゼロなので、なくなっても影響はないと考えて、超リスク資産で運用しています。
・なので、毎月の給料の半分近くが投資に回せる好循環となっています。
しかも倉庫の中も広くなり、部屋も実家も片付き、小遣いが増え、妻の機嫌が良くなり、
と良いことづくめです。出品中の荷物の整理が必要というのはありますが。
メルカリは、若者や専業主婦だけが使うのはもったいなく、
時間と不要物が多くなってくる退職者世代こそが、活用すべきと思います。
皆さん、不用品販売をやらない手はありません。是非、おすすめです!!
しかし、売れるためにはある程度のコツが必要です。
ユーチューブで先駆者から1ヶ月程度(当然無料で)自分の好きな時間に学べばどなたでも習得できます。
これまでいろいろな小さな失敗もありましたが、メルカリ事務局が迅速に助けてくれました。
そこは最大手のメルカリのすごいところだと感じています。
この体験談とノウハウも今後、退職者の視点から「副業編」としてお伝えしていこうと思っています。
投資のすすめ
・何と言ってもこのブログのメインである「投資」は、
一人1,800万円まで非課税枠で購入でき、生きている限り、
通常、約20%課税される所得税が非課税となる新NISAの活用法にあります。
この超絶オトクな「新NISA」(金融庁HP参照)が2024年1月から始まったので、
日本人として、これを子孫まで一族で活用しない手はありません。
2023年までの「旧NISA」(投資信託協会HP参照)の購入額は、
「積立NISA」が年間40万円で、非課税期間が20年間で計800万円、
「一般NISA」が120万円で、非課税期間が5年間で計600万円。
旧NISAでは「積立」と「一般」の区分は1年単位でどちらかに変更はできましたが、
その際の手続の煩雑さと時間も要するなど使い勝手が悪かったのに比べて、
新NISAでは常時併用できるので、積立NISAと一般NISAの違いを意識しなくて良いところが雲泥の差です。
国の新NISAに対する考え方は、金融庁HPの「資産所得倍増プラン」をご覧ください。
ちなみにNISAはイギリスの「ISA」をモデル(NHKニュースWEB参照)にしています。
「投資」というと「投機」と思われ、銀行預金で安全にと思う方が今でも多いと思います。
・しかし、新NISAでググって(グーグルで検索)いただくとともに、
ユーチューブやインスタの解説で学ばれたら、
いかに活用しないともったいないかがご理解いただけるかと思います。
NISAとは?(金融庁HP参照)
・それでも「国が勧めることは眉唾だ」「最後の砦(退職金)を失うことが怖い」と思われる方は、
長年お勤めしてきた皆様にとって、本を読んでいただけると理解が早いかと思います。
新NISAのおすすめの本は、山崎元さんの共著
新NISA対応 超改訂版 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
ジェイソンさん著書の ジェイソン流お金の稼ぎ方 など投資の入門書から読んでみてください。
先程の節約法に戻りますが、まだどうするかかわからない段階で本を購入されなくとも
今なら図書館にNISAの関連本がたくさん並んでいると思いますので、
読みやすそうな本を何冊か借りてきて、ご夫婦で読まれることをおすすめします。
勉強された上で、ご夫婦で話し合われた結果、
「やはり預金でいい」となれば、それはそれで一つの結論なので、
安全に進まれるのも一つの選択肢です。
お一人ならご自身の判断でよろしいかと思います。
後々の夫婦間のトラブルを防ぐためにも、話し合いが必要と考えます。
ここで参考になるのが、ご夫婦で資産運用の動画を発信しておられる
「がまぐち夫婦の節約チャンネル」の下記の動画をご覧ください。
【投資初心者へ】結局インデックス投資が最強である理由を徹底解説!
これからの日本は節約→貯金→投資が必須になります、、、。
また、新NISAに懐疑的な思いを持たれている方が もしおられたら、
がまぐち夫婦のこの動画も是非ご覧ください。
【全員聞いて】新NISA&投資批判論に全力で反論してみた
無理に「投資をしよう!」とは申しません。
ましてや「長期投資」がリスクを低下させるというのに、
投資期間が長くて20年あるかどうかの世代です。
しかし、投資期間が10年以上あれば、ある程度はリスクが防げますし、
15年以上あれば、過去のどの暴落局面に当てはめてもプラスに転じています。
それでも、暴落局面でも取り崩せるのかという不安は当然あるでしょう。
その時は、現金から使っていかれたら良いと思いますし、
暴落が長引いたとしても、資産運用しながら使うほうが
銀行預金をインフレによるマイナスの影響を受けながら取り崩すより
長期なら残る資産は多いと試算されています。
私も他人の投資までは当然責任は持てませんし、
投資はあくまで自己責任の世界なので、
ご自分で学ばれて、ご自分で結論を出された結果に、
とやかく言うつもりは毛頭ありません。
人に勧められたからではなく、
ご自分の人生をご自分のお考えで納得されて進まれるのが最も大事だと考えます。
でも、私はせっかく食も自然も経済も(それでも2023年は、世界でまだGDP4番目!)豊かな国、日本で
資産がお得に運用できるこの時代に、自由な時間を持てる老後を迎えようとしているのですから、
活かせるものは活かして、自力で海外旅行ができる75歳くらいまでは
豊かな老後を妻と家族とで楽しみたいと考えています。
そのために「準備万端の備えをして低減させたリスク」を取っていく考えです。
具体的には、暴落に対処するために生活費5年間程度の余裕資産を常に保有することであり、
暴落時に狼狽売りしない気持ちの余裕を持った投資の姿勢だと思っています。
そして、今年(2024年)4月からは子ども3人のうちの一人が地元に就職するので、
同じ証券会社に口座を開設してもらいました。当然、新NISAも始めました。
ゆくゆくは夫婦とも同じ証券口座の資産管理を任せ(ボケることも想定し)、
自分が亡くなれば残ったNISA口座の廃止手続きと
その後の運用はこの子にまかせようと思い、今から伝えています。
口座名義人が亡くなれば相続人と同じ証券会社の特定口座(または一般口座)に限り移管できます。
その時にNISA口座のままでは相続人には移管はできず、死亡日以降の収益は当然ですが課税されます。
けれど相続税の問題はあるにしろ、
息子が特定口座から自分のNISA口座に移していくことで非課税枠は継続できます。
この問題は、下記のページをご参照ください。
NISA口座にある金融商品は、離婚、破産、死亡の場合にどうなる?(楽天カードHP参照)
相続が発生したらNISA口座はどうなるの? (辻・本郷税理士法人HP参照)
こうして、NISA口座を子孫で受け継いでいくことができれば、超長期の資産運用も可能になります。
最後は、「NISA口座でのインデックス投資による資産運用」を家訓として残そうと考えています。
生きている間に、使い切れないくらいの資産がもしできれば、
子どもや孫たちに(ボケる前に早めに)
贈与税の基礎控除枠で生前贈与(今は一人に年間110万円)するのが私の密かな楽しみの一つです。
(公開しておいて「密かな」はないですが・・)
しかし、国は贈与税の非課税枠をなくし、相続税と一体化していく方向にあるとも聞いているので、
そうなるときは事前に対策を考えていきます。
まとめ
以上の「節約(経費節減)」、「副業(収入増)」、「投資(資産運用)」の3本柱をもとに、
退職金ファイアのブログを進めさせていただきます。
新NISAができた今の時代に退職を迎える幸運を活かして、
皆様の豊かな老後のお手伝いができればと思います。
県庁在職中は、某大手の生命保険会社の営業が各職場にズカズカと入ってきて、
入職間もない若い職員に高額の変額保険※を売りつけて
安い給料から生活費をむしり取られていたのを止めようもなく、
見ているしかなかったことが忘れられません。
※「変額保険」とは、保険契約者の支払う保険料を保険会社が投資信託などで運用し、
運用次第で保険金や解約返戻金が変動する保険商品のことです。
そのお金を例えば、S&P500で退職まで自分で運用していれば、
今頃は年金2千万円問題どころではない資産ができていたことでしょう。
私も、その頃はそんな商品には出会えていなかったですが、今の若い方ならそれが可能です。
退職金のある私達世代こそインフレに負けない豊かな老後資金に成長させることができればと思います。
このブログを適正に運用するために、ファイナンシャル・プランナーの資格取得の勉強中でしたが、
昨日、(2024年5月18日)にFP3級の試験があり、学科、実技とも8割以上の高得点で合格しましたので、ご報告します。
ご意見やご要望をお聞かせいただきながら、
皆様に少しでもお役立ちできるように運営してまいります。
どうか末永くよろしくお願いいたします。