このゴールデンウイークに洋服掛けを製作し始めました。
家具を自分で作れば、大きな節約ができますし、自分の欲しいサイズでオーダーメイドの家具が手に入ります。
素人でも簡単に作ることができる手法をお伝えします。
それは、L字金具を内側の角に使うことで簡単にできます。
L字金具を使うことで簡単に丈夫な棚が作れます。
L字金具といってもどんなものかわからない方に、例えば、
楽天市場で「L字金具」で検索して出てくるのをみると、私がよく使うのは、この商品です。
巾広金折金具 WA-90 補強金具
アマゾンでは、L字型ブラケット 棚受け金具 ステンレス製 ステンレスで10個で1830円とお得です。
いつもは、ホームセンターで購入しています。
この金具を組み立てる木の板の角にあてて、木ネジでとめることで、90度の角度を維持できます。
必要な基本道具の一つ目はネジどめ用の穴あけの電動ドリル
初心者の方は、最低限必要な道具をまず揃えましょう。
一つめは、電動ドリルです。
私が使っているのは、
HiKOKI(ハイコーキ) 18V インパクトドライバー FWH18DA 2.0Ah バッテリー2個・充電器・ケース付です。
予備のバッテリーは必要なので、バッテリー2個付きで比較的安価で信頼できる製品ということで、ハイコーキという旧日立工機のメーカーのものを使っています。定価14,700円です。
これは、先程のL字金具を木ネジでとめる際に、そのままねじ込むと板が割れたり、なかなか入らなかったりと苦労するので、電動ドリルで木ネジより小さい穴を最初に開けておく必要があるからです。
その他、釘を打つときも同様に穴を開けないと割れたりします。
このときに、木ネジの直径の半分から3分の2までのドリルの直径で穴を開けます。
同じ大きさだと、木ネジが木に食い込む強度が不足しますし、穴が小さすぎると途中できつくなって、ネジが回せなくなりネジ山が潰れたり、ねじ込めなくなったりします。
この塩梅は、経験を積むとだいたい分かるようになります。
目安は、直径も深さも2分の1程度までで留めるのがコツです。
次に、板を切る電動のジグソーが必要です。
板を購入して、必要なサイズに切るときに、ノコギリでは時間もかかるし、まっすぐには切れません。
そのため、電動ノコギリのジグソーを購入する必要があります。
マキタ(Makita) ジグソー 4327 定価9,804円です。
普通の木材を切るには、これで十分です。

ただし、今回は、合板であるコンパネ(90×180×12mm)を7枚切断する必要があったため、
昨年、アマゾンで27,000円で購入した、藤原産業の木工用テーブルソーが大活躍でした。
SK11(エスケー11) 木工用テーブルソー 最大幅1000×奥行570mm STS-255ET 刃径255mm チップソー付き
これは、丸鋸をテーブルに据え付けて、安全に切れるすぐれものです。
ただし、家では置く場所に困り、知人の倉庫に置かせていただいています。
その倉庫の持ち主の方も自分で使いたいということで、WinWinの関係が築けています。

L字金具の使い方
板と板を90度の角度でとめるときに、角に使います。
具体的には、次の写真を御覧ください。
私が、実際に作った棚の内側をL字金具で止めているところです。

横揺れに対して安定させるために、後ろにも板をはめています。
ネジ穴をドリルで開けるために、中心を鉛筆で丸を書いています。
今回は、安価に仕上げるために、コンパネを使いました。

1つ目の洋服掛けができたところです。
少し弱いと思われたので、横に板を上と下の2箇所に釘で打ち付けて、横揺れがないように補強しました。
次の写真のように左に同じような形を2つ並べて、片側を上に乗せていきます。

3段重ねの洋服掛けが出来上がったところです。

ハンガーを掛ける棒は、直径3センチの木の棒をホームセンターで買いました。
穴は、ドリルで2ミリの穴を隙間ないくらい開けて、最後にノミで叩いて、穴にしました。
その後、かなヤスリで丸く削り、最後にペーパー(紙ヤスリ)で仕上げます。
板は、洋服が引っかからないように、最初にペーパーを掛けて、仕上げに壁紙のシールタイプを貼っています。

コンパネのあまりで幅が足りないところを金具で繋いで一枚にしました。

まとめ
・日曜大工で家具を作るのは、オーダーメイドで家にあったものが安価にできます。
・最初に道具を揃えるのにお金が必要ですが、メルカリで中古品を買えば安価に揃います。
・家具を素人でも簡単に制作するコツは、L字金具を木ネジで固定することです。
・強度が落ちるときは、横板で補強するとよいです。
日曜大工を始めて、使い勝手の良い生活を楽しみましょう!