私のブログで閲覧回数が多いのは、銘柄選定の記事です。
でも、オルカンかS&P500かNASDAQ100か楽天SCHDか、その配分はと悩むより、
まずは投資を始めることが大事です。
結果的に、どの銘柄でどのような違いが出るかは誰にもわかりませんし、
過去の結果を当てはめると推測はできますが、今後も同様に上昇基調が続くかはわかりません。
過去2、30年の実績を当てはめれば、それまでの成績の良い銘柄の成果が上がることは明白で、将来も確実にそのようになることの明確な根拠はないと重々腹に入れておく必要があります。
いつ、何を購入し、配分をどうしたらよいか悩んでいる方は、まずは投資を始めてみることが肝心です。
それと並行して、資金に余裕のある方は、暴落時に何をどれだけ購入するかも考えておくことで、冷静に買増しできますし、慌ててリスクの高い商品を購入する確率も下がります。
投資初心者は、何を購入すればいいんでしょうか?
投資初心者の方が、新NISAを今から始めるとすれば、やはりオルカンかS&P500を購入することをおすすめします。
全世界の安定を求めるならオルカンですし、オルカンも約60%はアメリカ株だと割り切れるならS&P500でも良いかと思います。
20代の方で取り崩し始めるのが、40年以上先なら、米国1強時代が40年後も続いているかは、わからないとしか答えられません。
インドかもしれないし、別の国が台頭しているかもしれないし、やはり米国かもしれません。
もし、米国が危うくなれば、その前に乗り替える手もあります。
あまり先のことに悩むよりまずは投資を始めましょう。
もう少し高い利率を求めるなら、投資経験や余裕資金の状況で、NASDAQ100かFANG+を加えてみるのもありだと思います。

結局、長期に保有している銘柄の利益が増えています。
新NISA1年目の成果をまとめた記事にも書いたように、
結局、長期で保有している銘柄の利益率が高くなっています。
新NISA口座1年目の360万円は、約13%増で4,080,127円となっていますが、
3年前から投資している旧NISA口座は76.44%増の1,855,554円となっています。

旧NISAの銘柄は、SBIのS&P500と全世界株(日本の除く)というオーソドックスなものです。
これが10年、20年と長期になればさらに利益率が増していくのでしょう。
銘柄の差というより、複利の力でいかに長期に保有していけるかが大事になってきます。
今後の暴落時に売却しないことが最も大事
ウオーレン・バフェットがS&P500を売却したとか、最近になっていろいろな情報が出ていますが、
我々長期投資を目指す個人投資家は何事があっても淡々と買い続けることが肝心です。
売り買いを続けるほど、投資効率が下がり、じっと保有している人が一番利益率が高くなるのが長期投資の成果です。
そして暴落時に余裕資金があり、買増す余裕が持てればさらにベターです。
旧NISAの成長投資枠を売却、不動産クラウンドファンド償還金を予備費で待機。
私もその準備として、旧NISAの成長投資枠のインデックスファンドを2月に売却しました。
もちろん非課税枠なので、税金はかかりません。
また、不動産クラウドファンドが順次、償還されているので、その資金で再度不動産クラウドファンドを購入せずに、成長投資枠の購入資金や、余裕資金として待機する金額を増やしています。
不動産クラウドファンドについては下記の記事をご覧ください。

2025年の成長投資枠はすでに限度額まで購入しているので、暴落時には、前回ご説明したように、つみたて投資枠でボーナス設定して、ほぼ一括購入する予定です。
それでも資金が余ったり、暴落率が50%以上になる場合は、特定口座にも資金を投入しようと考えています。
購入する商品は、楽天S&P500、楽天NASDAQ100、iFreeNEXT FANG+の3つを同じ割合で購入する予定です。
あらかじめ購入する商品とその割合も決めておくと、暴落時に欲が出てレバレッジ商品を購入するなどの悪手を取ることは少なくなるかと思います。

まとめ
・購入時期や購入銘柄、配分を悩んでいるより、まずは定期購入により投資を始めてみることが大事です。
・投資初心者はオルカンかS&P500をメインに購入することをおすすめします。
・投資経験があり余裕資金がある方は、NASDAQ100、FANF+をサブとして加えることもありです。
・私の実績からも、銘柄の差よりも長く保有している投資信託ほど利益が上がっています。
・並行して暴落時に向けて余裕資金を備え、あらかじめ何をどれだけ購入するか考えておくと冷静な対応ができます。