最近、投資を始めた方は、本格的な下降局面に遭遇していない方が多いと思われます。
過去の歴史に学び、暴落時に慌てなくて済むように落ち着いて対応できるようにイメージトレーニングをして事前に備えをしておきましょう。
過去の暴落の歴史を年月、名称、下落率、暴落期間でまとめました。
過去に学び、備えましょう!
S&P500(1929年は除く)の過去の下落率
暴落年 | 名称 | 下落率 | 暴落期間 |
1929年10月 | 暗黒の木曜日(世界恐慌) | △89% | 2年8ヶ月 |
1987年10月 | ブラックマンデー | △30.1% | 1ヶ月 |
2000年3月 | ITバブル崩壊 | △16.8% | 2年7ヶ月 |
2008年9月 | リーマンショック | △25.2% | 4ヶ月 |
2009年12月 | 欧州債権危機 | △16.7% | 1年6ヶ月 |
2020年2月 | コロナショック | △18.9% | 1ヶ月 |
暴落時の対処法
・基本は保有し続けることが最も大切
・SNS情報を見ない
しましょう。
・資金があれば、買い増す
しましょう。
なお、新NISAで定期購入していると思いますので、その後の購入設定を変更する必要があります。
具体的な買い増しの目安
・資産の合計が10%減ったら、注意深く見るようにする
・20%減ったら、買い増す準備をする(現金を証券口座に準備する)
・30%減ったら、買い増す
歴史から学ぶ対策は暴落時に買い増す備えをしてパニック売りしない心構えを
仮に1,000万円でオルカンとS&P500を購入し、30%下がり700万円になったとします。
ちまたでは、「まだまだ下がる。ゼロにならないうちに今のうちに売っておいた方が良い。」
といった喧騒が始まります。
しかし、インデックス投資信託は、S&P500であれば500社あまり、オルカンなら約3千社の株を購入しているので、ゼロになることはありえません。
個別株ならあり得ますが、インデックス投資信託はそのうち元に戻りますし、また、それ以上に上がっていきます。過去の歴史からは、長くても3年以内に戻り始めています。最大でも5年程度を見越しておけば良いと思います。
それまで耐えられるかどうかで長期投資家として長くやっていけるかどうかを試されていると思いましょう。
その心理的な戦いを楽に乗り切るためには、下がったからどうしようと毎日をヒヤヒヤして過ごすのではなく、買い増して、上がっていくことをワクワクしながら待とうではないですか。
その余裕を持てるかどうかで楽に暴落時期を乗り越えられるかどうかが違ってきます。
暴落時には、当ブログに寄ってみてください。
少しでも気持を楽に持てるように、お役に立てる記事を載せていきます。
その時は、お待ちしています。