今回は、資産運用とは直接関係ない話で恐縮です。
2024年5月18日(土)にファイナンシャル・プランナー(FP)3級の試験を受験し、無事合格しましたので、そのご報告をさせていただきます。
結論は、FPの試験範囲は、年金、保険(生命保険、損害保険)、所得税、相続税、贈与税、不動産と幅広いですが、これからの自分のことに置き換えてみながら勉強し、参考になりました。
また、仕事上のことでも失業手当や傷病手当、労災などの実際、直面している問題を解決するうえでも参考になっています。
自分のことで、FPの方にお金を払ってまで相談しようとは思わないですが、自分で勉強することで年金を繰り延べしたときに、妻の年金がどうなるのかとか、相続の際の手続きや期限などが理解できてとても参考になりました。
出題範囲が幅広いので、すべてが頭に入っているわけでないですが、今後困ったときに、確かあそこに書いてあったと調べることができます。
興味のある方は、勉強されてみてはいかがでしょうか。
おすすめのテキストは、「みんなが欲しかった!FPの教科書」 滝澤ななみ著 TAC出版
と「みんなが欲しかった!FPの問題集」のセットが効率的に勉強できます。
私のファイナンシャル・プランナー試験の勉強法のご紹介
2024年1月から3月までは、朝、出勤前の30分間を勉強時間に充てて、トータルで約45時間。
4月からは、朝のラジオ英会話の時間を削り、朝食中も勉強し、朝1時間を試験前まで確保しました。計約45時間。
合計90時間で、先ほど紹介したテキストと問題集を4回繰り返しました。
合格までの平均勉強時間が30時間から100時間とありますので、なんとか平均内には収まっています。
60歳を超えると記憶力は衰え、4回目でも初めて聞く内容もあり、4回目の勉強でやっと合格ラインに達していると自信が持てました。
FP3級の試験は、学科試験と実技試験があり、それぞれが6割以上の正解が必要です。
結果は、学科は、60点中52点と86%の正解率でした。
実技試験は(選択問題なので実技をするわけではないです)、100点満点中85点と85%の正解率でした。
試験までの最後の3日間は、ユーチューブの問題もやってみましたが、問題集と同じであれこれやらずにテキストに集中しただけで、十分合格できると思います。
試験は、「一般社団法人金融財政事情研究会(金財)」と「NPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)」の2団体が実施しています。
合格率の平均は、金財が40%から50%台で、FP協会が約85%です。
この差は、金財の問題がやや専門的な面もありますが、会社で義務的に受験させられる方が多いのでどうしても平均点が下がるのと、FP協会は個人で受験する方多く、意欲が異なるからだと聞いています。(インターネット情報です)
私は、実技試験の範囲が役立ちそうな「資産設計提案業務」であるFP協会を受験しました。
ちなみに金財の実技試験は「個人資産相談業務」と「保険顧客資産相談業務」の2つになっています。
受験料は、どちらの団体も学科が4千円、実技が4千円です。
受験は、お近くのテストセンターのパソコンで、登録した時間に各自で受験できます。
試験は、2024年4月からお近くのテストセンターでパソコンで希望した時間で受験することができます。
一斉に何時から開始というのはなくて、30分刻みでそれぞれが登録した時間に出向き、免許証等で本人確認でき次第、荷物をロッカーに預けて各自が登録した時間にバラバラに開始します。
注意点は、パソコンの画面上の電卓を使用して年率などを計算するのですが、使いづらいのが難点です。
慣れれば使えなくはないですが、最初は戸惑います。
事前に、受験サイトで電卓の使用に慣れておくことが大事です。
私は土曜日の13時から学科を受験し、試験時間90分のうち1時間程度で見返しも終わったので、
一旦退出し、図書館で勉強して、15時30分から実技試験を制限の60分間最後まで粘りました。
実技試験は、慣れておかないと少し、難易度が高いので学科だけの勉強では不十分です。
私は、直前の3日間だけ過去問をしました。難問があり少しあせりましたが、
勉強期間の後半に時間を取って慣れておくことが必要と思いました。
FP3級の合格証書が、本日(2024年6月18日)届きましたので、改めてご報告します。
まとめ
FPの試験勉強は、資産運用の上で参考になります。
しかし、目的を持って、それなりの時間が確保できる人でないと、範囲が広いので途中でしんどくなるかもしれません。私は、得た知識をこのブログで活かしていきます。
以上、FP試験にご興味がある方に参考になれば幸いです。
FPの勉強で得た知識をもとにブログの運営に活かしていく所存ですので、今後ともよろしくお願いします。
現在は、引き続きFP2級の勉強を開始しました。またの機会にご報告します。