ついつい収益が高いと思われるインデックスファンドをリサーチしてしまい、2024年の6月にサテライト(サブの銘柄)を「FANG+」から手数料の安い「S&P500トップ10」に変更しました。
しかし、あれやこれやで保有銘柄が増えていくと、最終的に取り崩すときにどれから取り崩すのがよいか迷いが出そうです。
高齢者となったときに取り崩すことを考えると、シンプルに「ノーマルのS&P500」と「NASDAQ100」のみの2銘柄で良いのではないかと考えています。
オルカンかS&P500をコア(メイン)に購入している方が多いと思いますが、サテライトでもう一つの銘柄を加えるくらいで、後々の管理のことを考えるとこれ以上、買い足していかないほうがよいです。
私の所有しているインデックスファンドは全部で13銘柄もあり。
私の場合は、65歳まで再就職先で勤務して、退職後の65歳からは、IDECOや生命保険会社の個人年金の支給(年100万円×10年間)と不足する分を新NISAの一部取り崩しも併用しながら生活するつもりです。
私が保有している投資信託のインデックスファンドは13銘柄
IDECO口座に「三菱UFJスリム米国SP500」、「三菱UFJスリム全世界株」、「大和IFREE NEXT NASDAQ100」
旧NISA口座に「SBI・S&P500インデックスファンド」、「eMAXIS Slim全世界株(除く日本)」
特定口座に「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」「eMAXIS Slim全世界株式」「eMAXIS Slim全世界株(除く日本)」
新NISA口座に「楽天S&P500]「楽天NASDAQ100」「ニッセイ ナスダック100」「楽天オールカントリー」
「eMAXIS Slim全世界株式」「iFreeNEXT FANG+」「S&P500トップ10」と計13種類も保有しています。
すべてがインデックスファンドとはいえ、どれから取り崩していくのか、また、収益が高いものは残しておくのか、暴落時に備えて収益が高いうちに早めに取り崩していくのか、その手法まで考え出すときりがないので、迷いそうです。
旧NISA口座は非課税期間が5年か20年と有限。IDECOも有限。しかし、新NISAは無期限なのでいつからどう取り崩すのか悩む。
IDECO口座は75歳までは運用できますが、一時金か年金方式(5年~20年)か、その混合かで取り崩す時期も考慮する必要があります。
旧NISA口座の「一般NISA」なら保有できる最長5年経過後は、特定口座に移管され、売却益や配当金は課税されます。
旧NISA口座の「積立NISA」なら保有できる最長20年間経過後は同様に特定口座に移管されて、課税されます。
いずれも非課税期間(一般は5年、積立は20年)内に売却すれば、売却益は非課税となります。
それ以外の新NISA口座と特定口座は特に保有期間の制限がないため、いつ取り崩すかで悩みが生じます。
私の場合は、新NISA口座で7銘柄保有しています。
資産が長持ちするとされる「定率」で取り崩す場合は、単純に7銘柄をすべて4%ずつ取り崩すのか、
利益が多いものから先に取り崩して、儲けていないものもしくはマイナスのものは取り崩さず、トータルで4%になるように調整するのかといった計算が必要になります。
多分計算がめんどうなので、マイナスの銘柄がなければすべて一律に4%取り崩すことになるのではと思います。
そうしていくと、どこかの時点で、ある銘柄は残額がなくなり、資産が多い銘柄とマイナスの銘柄だけが残っていくことになります。
それでも良いといえば良いかもしれませんが、高齢となって売却間違いや戸惑いがでないようにシンプルに2銘柄に絞りたいと考えています。
新NISAのコアはS&P500で、サテライトはNASDAQ100の2銘柄のみに絞り込み
やはり王道のS&P500の名のつくものはメインに残し、サテライト(サブ)をNASDAQ100として、それ以外はどこかの段階で売却して、この2銘柄のみに集中しようと考えています。
割合は、S&P500を3分の2、NASDAQ100を3分の1もしくは、半々で考えています。
今、年齢が62歳手前となり、今までなら考えられない間違いや凡ミスも多くなってきています。
これから先を考えると煩わしいことは少しでもないように、すべてをシンプルにしたいと最近強く思うようになってきました。
なので、あれこれ新しい銘柄を探索せずに、70歳からの取り崩しの時を考えると、この2銘柄に集中投資していくつもりです。
投資としては面白くないでしょうが、楽しみは新NISAの成長投資枠に余裕資金を残しておいて、いつ投資するのかというところになります。
年初一括投資か、暴落時一括投資か
この議論も結論は出ていて、そもそも本来は年初一括投資が効率は良くて、今年もその傾向が顕著に出ています。
いくら途中で大きく下がってもすぐに回復し、結局は、年初が最も基準価格が低いままです。
結局は30%~60%程度下がる大暴落が来ない限り、暴落時一括投資の作戦は効率が悪いことになります。
しかし、暴落がいつ来るかは誰にもわからないために、淡々と毎月投資を継続するか、年初一括を続けるかのどちらかになります。
具体的には、つみたて投資枠は毎月10万円をクレジットカードのポイントも活用しながら年間120万円を積み立てることが効率的ですし、成長投資枠は年初一括で240万円で購入するのが効率的という結論になります。
しかし、そうなるとインデックス投資家はすることがなくなるので、よからぬことを逆に考え始めて、結局は個別株で失敗したり、投資詐欺にあったりと正当な道を踏み外しながら、間違った道に進むこともあるかと思います。
かつて私がそうであったので、よく分かります。
投資詐欺にはあっていませんが、リーマン・ショックの荒波で日本の個別株で失敗し、匿名組合のベトナムの投資ファンドでも3分の1以下の価格となり、手数料3%を長期に取られ続けるという失敗をしています。
最も手堅い運用は、個人国債10年変動金利ですが・・・
私は今も余裕資金は、不動産クラウドファンドで運用していて、自分でも危ない橋を渡っていると認識しています。
しかし、投資詐欺とは比較にならないまでも、個別株ほどの危険性はないです。
投資信託と違って運用会社が潰れたときの保証が無いという点がリスクが大きいです。
そのリスクは取りたくないという方は、銀行の定期預金か、
最も手堅い余裕資金の資産運用は、個人向け国債の10年変動金利です。
「個人向け国債窓口トップページ」の10年変動金利をご覧ください(財務省ホームページ)
しかし、いくら金利が上がってきたとはいえ、1%未満の金利で5年間近く運用するのももったいない話です。
1千万円の3年間で比較すると、国債で税引き前、仮に0.5%で運用したとしても10,150,000円です。
不動産クラウドファンドに1千万円投資し、仮に税引き前5%で3年間運用し、11,500,000円とその差は135万円にもなります。
今のところ、私が投資しているどのクラウンドンファンドも無事に償還できています。
順々に現金化して新NISAに投資していく予定です。
まとめ
・現在、IDECOや旧NISA、新NISAでインデックスファンドの13銘柄を運用中。
・取り崩すときに間違ったり混同しないように、今後2銘柄に絞る予定。
・メインは楽天S&P500、サブは楽天NASDAQ100の2銘柄に集中投資します。
割合は、楽天S&P500を3分の2、楽天NASDAQ100を3分の1か半々で。
・70歳からの取り崩し時は、定率の4%で取り崩す予定。
・退職後の65歳から70歳まではIDECOと個人年金で、公的年金は70歳まで繰り延べ予定。
・余裕資金は不動産クラウドファンドで運用中。
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