新NISA初年度の終わりに、年間枠が余らないかチェックを。

年間購入枠のチェックを

新NISAが2024年1月から始まりもうすぐ1年目の終わりを迎えようとしています。
最速5年間で新NISAの1,800万円の枠を埋めようとしている人は、年間購入枠にあまりが出ないかここでチェックしておきましょう。
今ならまだ、毎月の定期購入額の修正や成長投資枠の追加購入で年間360万円の満額を満たせます。
最速の入金で、複利運用のパワーを無駄にしないように積立状況を確認しておきましょう。

目次

つみたてNISAは、年内あと2ヶ月で120万円の満額に

2024年9月29日現在、つみたてNISAで毎月10万円を設定している場合は、12月まであと30万円の枠があり120万円の満額になるのがベストです。
しかし、今年の途中で銘柄変更を行った場合、注文日によっては、購入できていない月があるかもしれません。

その場合は、12月までに満額になるように、購入額を例えば11月と12月を15万円ずつにして120万円になるように調整しましょう。
また、大幅に枠が余っていて、ボーナスで購入(ボーナスでなくて余裕資金でもよいのですが)可能な人は、ボーナス設定で一度に購入することが可能です。

楽天証券のクレジット決済(上限10万円)の購入であれば、最終の12月購入申込日は、11月12日で投信買付日は、12月2日か9日となっています。
つみたて投資枠は、時間の余裕がないので、早めに枠の余裕と変更可能日を確認しておきましょう。

成長投資枠の余りは、積立額の設定変更かスポット購入で満額に

つみたて投資枠に加えて、成長投資枠も満額に設定している人は少ないとは思います。
私も現在は、毎月20万円ですが、9月29日現在の年間購入額が100万円で、12月まで購入しても160万円となり年間枠の240万円には80万円届きません。

本来なら、暴落を年末まで待って暴落がなければ12月の最終購入日に残りを買い足す予定でした。
今も基本的にはそのスタンスなのですが、12月の最終日は、何かあって購入できない可能性もあるので、
12月中旬には満額の240万円にするつもりです。

私が何を購入するのかは、過去の記事をご覧ください。
基本的には、ノーマルのS&P500とNASDAQ100の2つで埋めるつもりです。

余裕資金の無い方は無理をして満額を埋めないように

以上のお話は、元々余裕資金があり、最速の5年間で1,800万円を埋めようと考えている人です。
年間360万円を普通のサラリーマンで埋められる人はそうそういないと思います。
毎月の積立額を超えて、無理に埋めることだけはやめましょう。

それこそ、来年暴落が来て、生活資金が足りない事態となった場合に、NISA口座を取り崩すということだけは避けたいものです。
本来は、その時こそ買い足しをしたいときです。
その意味でも、無理せずに余裕資金は常に確保しておく必要があります。
生活費は、必ず確保したうえで投資することを忘れないようにしてください。

まとめ

・新NISAの1年目が終わろうとしています。
 今一度、年間購入枠に余りが出ないように積立状況を確認しておきましょう。
・つみたて投資枠の年間上限枠120万円が埋まらない場合は、11月上旬までに年間枠が満額となるよう設定変更を。
・成長投資枠240万円は、積立額の変更かスポット購入で12月中旬には、満額となるようにしましょう。
・いずれも、退職金などの余裕資金があり、元々満額購入をしようと最初から考えていた人です。
 無理して、生活費を投入してまでは満額まで購入しないようにしましょう。

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この記事を書いた人

 60歳で公務員を退職後、民間に再就職し、約2千万円の退職金と約1千万円の預金を運用し、10年後の長期・分散・積立+αで老後ファイア(老後の安定生活)を目指しています。
 家族は妻と二人に猫1匹の3人匹家族です。
 投資歴は、2007年から投資信託中心に投資を始め、2008年からリーマンショックを経験。
リスク資産で一部失敗後、なんとか復活し投資経験は17年目です。
 子供3人は、訳あって同時期に大学卒業に近づき、2人はめでたく卒業。一人は就職し、残る二人は生き方模索中。
よって、ほぼ手がかからなくなったので、61歳から65歳までは資産運用を加速する予定です。
安全資産(預貯金など)を2千万円残して、約2千万円を運用中です。
新NISAには夫婦で積立投資中です。
ブログの適正な運営と自己学習のため、2024年1月からFP(ファイナンシャル・プランナー)の資格試験に挑戦し、1回目の2024年5月に3級に合格しました。次は2級に挑戦します。

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