最高値でも新NISAを買いますか?最高値は気にせず買いで。

さざなみ

米国株は最高値を更新し続けています。
トランプ政権への期待からもまだまだこの勢いは続きそうです。
新NISAの年間枠の満額を目指して、最高値でも買い続けましょう。
今の最高値は、10年後から見ると、はるか下のさざなみに見えるはずです。

目次

S&P500の10年間チャートを確認してイメージをつかみましょう。

Yahooファイナンス S&P500の10年間チャートより転載

このチャートの左端が10年前になります。
現在、この辺を上がり下がりしていると思っていただければと思います。
その後、この期間の10年間のように急激に上がることはないかもしれませんが、
波の大小はあるにせよ、同じような波形を繰り返しながら長期で見ると上がっていくことを期待しての長期投資です。ただ、この10年間は出来すぎの10年間だったといえますので、次に105年間のチャートを見てみましょう。

S&P500の過去100年間チャートの動きは? 約12年間の停滞に注意

S&P500長期チャート |【SP500テクニカル分析】(出典:https://nikkei225fut.jpより転載)

このチャートで2000年1月から2012年1月までのM字型になっている間は、
価格が元に戻るのに12年近くかかっています。
退職後にこの期間に入ってしまい下降期でも取り崩しながら使うことがあることを想定する必要があります。

暴落するということは、それまでに価格が上昇して含み益があるはずなので
トータルではマイナスとなっていることは想定しがたいですが、損益がマイナスでも余裕資金があれば、
現金で対応できるのがベストです。

でもさすがに12年間分を現金で対応できる人はそうそういないと思います。
このような局面になれば腹をくくって、取り崩していくしかないでしょう。


その後は、価格は戻っていくのでトータルでは損をすることにはならないはずです。

ボーナスの半分は追加購入で、新NISAの年間限度額まで購入を

12月には多くの皆さんはボーナスが支給されることでしょう。
今年はいつもより多いのではないでしょうか。
できればボーナスの半分を、難しければいつもより増えた分があれば新NISAの年間購入枠をできるだけ埋めるようにしましょう。

つみたて投資枠120万円ならボーナス設定で、成長投資枠の240万円はスポット買いで可能です。
新NISAの初年度の枠を1年目で埋めることで、最短の5年間で埋めきることが可能となります。

若い世代の皆さんなら、限度額まで購入できなくても当然です。
暴落時に買い足すことを想定し、焦らずに余裕資金を残しながら、できる範囲で買い足していきましょう。

まとめ

・S&P500の過去10年間のチャートは上がり続けているので、現在の最高値を更新し続けても同じ軌跡を描くことを想定して書い続けましょう。
・S&P500の過去100年間チャートでみると、12年間停滞する時期もありますが、全体的には上がり続けているので、いずれば損益がプラスに成ることを想定して、買い続けましょう。
・ボーナス時期に余裕の範囲で新NISAの年間限度額まで買い足しましょう。
・つみたて投資枠120万円はボーナス設定で、成長投資枠240万円は、スポット買いで。

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この記事を書いた人

 60歳で公務員を退職後、民間に再就職し、約2千万円の退職金と約1千万円の預金を運用し、10年後の長期・分散・積立+αで老後ファイア(老後の安定生活)を目指しています。
 家族は妻と二人に猫1匹の3人匹家族です。
 投資歴は、2007年から投資信託中心に投資を始め、2008年からリーマンショックを経験。
リスク資産で一部失敗後、なんとか復活し投資経験は17年目です。
 子供3人は、訳あって同時期に大学卒業に近づき、2人はめでたく卒業。一人は就職し、残る二人は生き方模索中。
よって、ほぼ手がかからなくなったので、61歳から65歳までは資産運用を加速する予定です。
安全資産(預貯金など)を2千万円残して、約2千万円を運用中です。
新NISAには夫婦で積立投資中です。
ブログの適正な運営と自己学習のため、2024年1月からFP(ファイナンシャル・プランナー)の資格試験に挑戦し、1回目の2024年5月に3級に合格しました。次は2級に挑戦します。

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