新NISA枠 360万円満額完了。来年は Zテック20? FANG+?

新NISA 初年度の年間枠つみたて投資枠の120万円と成長投資枠の240万円の合計360万円を12月に埋めきりました
年初来、上げ続けなので年初一括投資の手法と比べると年利率は下がりますが、まずは初年度に満額投資できたことは、5年間の最短で埋めきるという初年度の目標を達成できました。
2年目となる2025年は方針を変更して、年初一括投資の割合を高める予定です。

最近、Zテック20など新しい魅力的な商品が出てきていますが、購入商品は変更せずにS&P500とNASDAC100の2つをメインにサテライトにFANG+購入の予定です。
皆様の来年の投資方針に参考になればと思います。

目次

2024年は年初一括投資と年間積立投資の比較は「年初一括投資」に軍配が。しかし、つみたて投資でも来年から年初一括投資開始する方よりは1年早く完了済み。

2024年は年初から夏頃を除き、一貫して上がり続けたので、年初一括投資のほうが成績は良かったです。
しかし、以前書いたように、上がり続けたときのメンタルの持ちようとして、来年に年初一括投資をする方と比べると、前年末に購入は完了しているので、来年から年初一括で始めるよりは1年早く投資を完了しているといえます。
積立投資を行ってきた方は、悪かったところにフォーカスするのではなく、できた部分を認めて長期投資のメンタルを維持していきましょう。
満額できた方は、それだけで満点ですし、それ以上を求めることは欲が深すぎるとも言えるでしょう。
 12月18日現在の新NISA資産総額 4,146,709
            評価損益 +546,708円(+15.18%)
            購入額 3,600,000円

Zテック20など新商品の魅力的な雰囲気に流されないことが肝心です。

当ブログでもご紹介の「S&P500Top10」や「USテックトップ20」に加え、最近出てきた「Zテック20」など人気商品の上澄みを集めたものが多く出てきています

これらの投資信託は、株数を絞り込んで利益を高めようという狙いは分かりますが、構成株数が少ないということは、個別株購入と同じ程度のリスクに近づいているもいえます。

販売会社としては、魅力的な商品名で人気をとり、少しでも手数料の高い商品を売却しようということでしょう。
我々個人投資家はその狙いにハマらないことが肝心です。

私も一時期、FANG+やS&P500TOP10をサテライト(サブ)で購入していましたが、今はS&P500とNASDAQ100の2つに集中しています。
次に新しいファンドと人気商品を改めて比較しました。ここでは王道のオルカンは外しています。

S&P500 VS S&P500トップ10、Zテック20、NASDAQ100、SOX、FANG+との比較

ファンド名
新NISA対象枠
概要販売開始時期信託報酬率純資産額(12月13日)リターン年率
iFreePlus
世界トレンド・テクノロジー株(Zテック20)

成長投資枠
世界(日本除く)のテクノロジー企業の中から、時価総額上位の20銘柄に投資(指数に連動なし)2024.12.110.495%11億
Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)
成長投資枠
S&P500トップ10指数の動きに連動する投資成果を目指す。2024.5.160.10725%503億円8.29%(販売開始から約7か月Tracers HPから)
楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド(楽天・プラス・S&P500)
つみたて投資枠・成長投資枠
米国の株式に投資し、S&P500インデックスに連動する投資成果を目指す。2023.10.270.077%3,913億円12.94%(S&P500の過去10年※2)
楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド(楽天・プラス・NASDAQ-100)
成長投資枠
米国の株式に投資し、Nasdaq-100インデックスに連動する投資成果を目指す。2024.01.300.198%667億円17.88%(NASDAQ100の過去10年※2)
楽天・プラス・SOXインデックス・ファンド(楽天・プラス・SOX)成長投資枠米国の株式に投資し、SOXインデックスに連動する投資成果を目指す。2024.01.300.176%137億円24.97%インデックスファンドSOX指数(米国上場半導体株式)過去10年※2
iFreeNEXT FANG+インデックス
つみたて投資枠・成長投資枠
米国の株式に投資し、投資成果をNYSE FANG+指数の動きに連動させることを目指し運用を行う。2018.01.310.7755%3,750億円+42.37%(楽天証券過去5年

※2 出典 東証マネ部「S&P500のパフォーマンスを凌駕する株価指数「NASDAQ100」「SOX」のリスク・リターンを徹底比較!」

ここ5年の成果で言えばFANG+が圧倒的です。信託報酬率が高いとはいえ、この成果が続けば手数料の高さも吸収してしまいます。ただ、この5年は米国株は絶好調の時期だったので、この先どうなるかは未知数です。
この中で安定感をとるならS&P500とNASDAQ100でしょう。(オルカンは別格として)

加えてサテライトでFANG+というのもありかもしれません。
(SOXは半導体のみに偏ったテーマ型投資信託でありバランスが悪いでのおすすめできません。)
これは、皆さんの投資経験と許容度によるところが大きいでしょう。

当ブログの過去記事で購入割合の考え方も参考にしてください。
【NISA購入割合】オルカンとS&P、NASDAQ、SOX、FANG+

あまり購入商品の種類を増やしすぎると後々の管理がややこしくなるので、理想は2つまで、多くても3つの商品までにしようと思っています。
先日、特定口座のインデックスファンドをすべて売却して、新旧のNISA口座とIDeco口座のみにしました。

過去の当ブログの記事をご参照ください。
これは高齢となり、管理が面倒になるまえに2銘柄に絞っておくと後々管理がやりやすいという考え方です。
最終取り崩し(定期売却)を考えると投資先は2銘柄がベスト

また、高配当株の投資信託が人気となっていますが、
単純に高配当株は4%未満なので、平均で8%以上のS&P500や10%を超えるNASDAQ100を購入して取り崩すほうが利益は残ることは明白です。

参考に当ブログの過去の記事をご覧ください。
「高配当株の投資信託は買い?結論はS&P500購入がお得です。」

まとめ

・私の2025年の購入の方針は、メインは安定のS&P500と成長期待のNASDAQ100をメインに
 Zテックなどの新商品の実力は未知数なので慌てて購入せずに様子見がベター。
・サテライトにFANG+を加えるのもありかもしれません。
・NISAの銘柄数は整理して今後3銘柄までに整理し、取り崩しまでに2銘柄にします。(特定口座は売却済み)
・最近人気の高配当株配当ありの投資信託よりは、S&P500などの年利率の高い投資信託を新NISAで運用して取り崩すほうが、効率的です。

当ブログでは、初心者や高齢者でも使いやすい楽天証券をおすすめしています。

当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品やサービスを紹介しています。

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この記事を書いた人

 60歳で公務員を退職後、民間に再就職し、約2千万円の退職金と約1千万円の預金を運用し、10年後の長期・分散・積立+αで老後ファイア(老後の安定生活)を目指しています。
 家族は妻と二人に猫1匹の3人匹家族です。
 投資歴は、2007年から投資信託中心に投資を始め、2008年からリーマンショックを経験。
リスク資産で一部失敗後、なんとか復活し投資経験は17年目です。
 子供3人は、訳あって同時期に大学卒業に近づき、2人はめでたく卒業。一人は就職し、残る二人は生き方模索中。
よって、ほぼ手がかからなくなったので、61歳から65歳までは資産運用を加速する予定です。
安全資産(預貯金など)を2千万円残して、約2千万円を運用中です。
新NISAには夫婦で積立投資中です。
ブログの適正な運営と自己学習のため、2024年1月からFP(ファイナンシャル・プランナー)の資格試験に挑戦し、1回目の2024年5月に3級に合格しました。次は2級に挑戦します。

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