60歳から退職金を新NISAで運用し、資産倍増は可能!

【概要】
・新NISAが2024年1月から始まって、「広告や銀行でNISAを勧められるけど、今さらね・・」
 と思われてる方がいるかもしれませんが、そんなことはありません。
60歳から70歳まで新NISAの8%で10年間運用し1.88倍に。
 もし80歳まで運用すれば3千万円が20年間で1億円到達も可能です。
・銀行で退職金を眠らせていても、インフレで実質目減りしていく中で、
 これから新NISAで運用すればインフレ対策となるばかりか、資産倍増も可能です。
・当ブログでは、10年で資産倍増を目指し、運用状況を生公開していきます。
ともに資産運用の波に乗っていきませんか?

目次

過去30年の実績では、暴落を乗り越えられれば約12倍に

そんなうまい話があるはずがないと思われる方は、
過去の米国株の代表的なインデックスファンドのS&P500の推移をグラフでご覧ください。
S&P500 とはNYダウとのの違いやチャート(マネックス証券ホームページより)
 
資本主義の成長を信じる限り、株価は長期で見れば上がり続けます。
その間、短期で見ると暴落を10年に1度程度は経験しながら、
そこを売却せずに耐えられれば、その後の上昇の利益を受け取ることができます

10年間で8%運用で1.88倍と ほぼ2倍

具体的にどうなるのか、シミュレーションできるサイトがあります。
例えば、「三菱UFJアセットマネジメントのつみたて投資シミレーション」で試算してみましょう。

真ん中のシートにある「一括投資シミュレーション」の画面で、
単純に「初期投資額3,000万 投資期間10年 想定リターン8%」
「想定リスク8%(※以後、リターンとリスクは同じ値で入力)」で「計算する」
と、10年後の予想資産額は64,767,750円となります(課税、手数料なし)
※リスクは、グラフの上下の幅には影響しますが、真ん中の「想定リターン」には影響しません。

この計算方法は、1年目に3,000万円投資して10年間放置した場合の資産になりますが、
実際には、新NISAの年間360万円の枠を超えた分(この場合なら2,640万円を、特定口座で約20%課税されてまで1年目に一括投資はしないと思いますので、次に現実的な計算を行います。



 私の場合、NISA用の投資前の余裕資金は、
不動産クラウドファンドで1千万円を仮に5年間平均8%で運用したとすれば、
先程の一括投資シミュレーションで「初期投資1千万円 5年間 8%運用」で試算すれば、
端数処理して「1,469万円」。この場合の元金は1,000万円です。
NISAの残り資産の運用は、不動産ファンド年利10%(税引き後)で!!(当ブログ記事参照)

 並行して、新NISAで毎月30万円を5年間積立した場合の試算は、
今度は左のシートの「つみたて投資シミュレーションの画面で、 「毎月30万円 5年間 8%リターン」で試算すると
「2,188万円」となります。元金は30万円×12ヶ月×5年間=1,800万円です。

 これに、60歳から65歳まで所得から運用に回した月15万円×12月×5年間=900万円
新NISAで退職金に加えながら運用するとして、つみたて投資シミュレーションの画面で、

「初期投資0円、毎月15万円で5年間 8%運用」で試算すると「1,094万円です。

 ①~③を合計した4,751万円を残り5年間を一括投資シミュレーションで
初期投資額を4,751万円 5年間で8%運用して試算すれば、
「6,980万円」です。
 
この元金は①1,000万円+②1,800万円+③900万円の合計で3,700万円です。
よって、6,980万円÷3,700万円=1.88倍となり、2倍には届きませんが、
10年でほぼ倍増が可能です。

私の場合は、あえてオール・カントリーは買わずに、
S&P500とNASDAQ100、S&P500TOP10で運用しているので、
平均8%を超えた平均9%以上の運用を目指しています。
それで計算すると「6,980万円」が「7,431万円」になり、ちょうど2倍の試算となります。

仮に80歳まで20年間運用すれば1億円超えに!

(2)の④で70歳時点で6,980万円を80歳までそのまま8%で運用すれば
一括投資シミュレーションで「102,559,100円」となります。

実際は、70歳からは取り崩しながら運用する予定ですので、
この場合は、右端の「取り崩しシミュレーション」で真ん中の「取り崩し可能額を知りたい」
「70歳から取り崩し」、65歳から70歳までの生活資金に
月25万円×12月で年間300万円×5年間=1,500万円を5年間で使ったとしても
6,980万円ー1,500万円=5,480万円と5千万円以上は残ります

その後は、「5千万円を70歳からの25年間を債権ファンドなどの安全資産で3%で運用」すれば、
25年後の95歳まで「毎月236,054円」使えることになります。

これに私の場合は70歳まで繰り延べした年金が加わる(月25.5万円、年額306万円)ので、
資産運用の23.6万円+繰り延べ年金25.5万円=月額49.1万円と十分な老後ファイア資金が獲得できると考えます。
退職金運用で「老後ファイアFire」? 長期・分散+α(当ブログ記事参照)

まとめ

・60歳から70歳まで新NISAの8%で10年間運用し1.88倍に。
もし80歳まで運用すれば3千万円が20年間で1億円到達も可能です。

・楽天S&P500と楽天NASDAQ100、S&P500TOP10で運用し、
平均8%を超えて平均9%以上の運用すれば、「7,431万円」とちょうど2倍です。

・「5千万円を70歳からの25年間を債権ファンドなどの安全資産で3%で運用」すれば、
25年後の95歳まで毎月約23万円使えることになります。

70歳まで繰り延べした年金が加わる(月25.5万円、年額306万円)と
23.6万円+25.5万円=月額49.1万円と十分な老後ファイア資金が獲得できることになります。

・「60歳から資産運用しても仕方ない」と諦めるのは早いです。
勉強しながら粘り強くインフレに負けない資産運用を目指していきましょう!
このブログが少しでも参考になり、皆様の老後が少しでも豊かに、安心して暮らせるとうれしい限りです。

 

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この記事を書いた人

 60歳で公務員を退職後、民間に再就職し、約2千万円の退職金と約1千万円の預金を運用し、10年後の長期・分散・積立+αで老後ファイア(老後の安定生活)を目指しています。
 家族は妻と二人に猫1匹の3人匹家族です。
 投資歴は、2007年から投資信託中心に投資を始め、2008年からリーマンショックを経験。
リスク資産で一部失敗後、なんとか復活し投資経験は17年目です。
 子供3人は、訳あって同時期に大学卒業に近づき、2人はめでたく卒業。一人は就職し、残る二人は生き方模索中。
よって、ほぼ手がかからなくなったので、61歳から65歳までは資産運用を加速する予定です。
安全資産(預貯金など)を2千万円残して、約2千万円を運用中です。
新NISAには夫婦で積立投資中です。
ブログの適正な運営と自己学習のため、2024年1月からFP(ファイナンシャル・プランナー)の資格試験に挑戦し、1回目の2024年5月に3級に合格しました。次は2級に挑戦します。

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