【概要】
投資初心者がNISA購入で行ってはいけないこととその対策をまとめました。
鉄則1条 銀行窓口での証券口座の開設とNISA取引は、ネット証券に変更を!
鉄則2条 FX、デリバティブ投資、レバレッジ取引、個別株投資ではなくひたすらインデックス投資のみ。
鉄則3条 暴落時の狼狽売りでなく、買い増しによる仕込みを!
その対策として
1️⃣ネット証券でNISA口座を開設し、積立投資によりインデックスファンドを購入。
2️⃣インデックス投資が退屈に思えてきたら要注意!どれだけ長期間インデックス投資にとどまれるかが勝負。
3️⃣暴落時に買い増しできる余裕資金を残しておくことと入金力を上げることがベター。
証券口座開設は「実店舗の銀行」ではなく「ネット証券」で
いわずもがなではありますが、証券口座を開設していない方は、ネット証券で開設することが必須です。
この点は選択の余地なしなので、迷うことはありません。
ネット証券では、楽天証券かSBI証券のどちらかが良いです。
楽天証券の口座開設手続き
SBI証券の口座開設手続き
当ブログでは、高齢になれば使いやすい楽天証券をおすすめしています。
もし、銀行で証券口座を開設している方は、できればすぐに解約して、ネット証券に証券口座を開設しましょう。
銀行に新NISA口座を開設している方は、今年中にネット証券に開設する変更の手続き行ってください。
今年、NISAで購入しているか、購入していないかで手続きの時期が異なってきます。
◯2024年にNISA口座で何らかの商品を購入している方
2024年10月からの変更手続きになります。
NISA・つみたてNISA口座 金融機関変更ガイド | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jp)
新NISAはSBI証券で・NISA口座の金融機関変更|SBI証券 (sbisec.co.jp)
◯2024年にはNISA口座で商品を購入していない方
いますぐに変更手続きが可能です。(9月中旬までに)
NISA・つみたてNISA口座 金融機関変更ガイド | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jp)
新NISAはSBI証券で・NISA口座の金融機関変更|SBI証券 (sbisec.co.jp)
FX、デリバティブ投資、レバレッジ取引、個別株投資ではなく「インデックス投資一直線」
初心者は、手を出してはいけない投資手法です。
「よく理解できないものには、手を出さない」ことが鉄則です。
①FX
FXは、「Foreign Exchange」を略した言葉で、日本語にすると「外国為替」のことです。
日本円や米ドル、ユーロ、ポンドなどの2つの通貨(通貨ペア)を選択し、一方を買って、一方を売る取引です。
通貨ペアのレートはそのときどきによって変わるため、売買の差額によって利益を得ることを主な目的として、取引が行われています。24時間取引ができるため、気が休まる暇がありません。
これに一度手を出したら、のめり込むしかなくなるため、ばくち人生の始まりとなります。
FXってなに? | はじめてのFX | auじぶん銀行 (jibunbank.co.jp)より引用
②デリバティブ取引
代表的なデリバテイプとしては「先物取引」や「オプション取引」が挙げられます。
先物取引は、将来のある時点の価格を予想する取引です。
取引時点の価格と将来の価格の差分から損益が決まります。
一方、オプション取引は、「将来、ある値段で売買する権利」を取引します。
私も取引したことのない正直理解できない商品です。
理解できないものには手を出さないことが鉄則です。
③レバレッジ取引
レバレッジ(Leverage)とは「てこの原理」という意味ですが、金融用語でレバレッジとは、借り入れを利用することで、自己資金のリターン(収益)を高めることを狙っています。
レバレッジを効かせるということは、大きなリターンが狙える半面、その分リスクも大きくなります。
時期の見極めが必要なため、初心者は手を出さない方が無難です。
④個別株取引
相当勉強したうえで、常に購入した会社の業績や動向を気にしないといけなくなり、安泰な余生は送れません。
インデックス投資にお任せして、市場全体を購入することで、自由時間を楽しむ人生を送りましょう。
暴落時には「怖くなって狼狽売り」ではなく「にっこり買い増し作戦」を
暴落時に最もしてはいけないことが、恐怖からの ろうばい売りです。
これは、事前にいくら話に聞いていても、実際体験しないとその感覚はつかめないと思います。
予習として、投資金額が半減することを現実のこととして想像してみましょう。
あなたは、2024年1月にオルカン180万円とS&P500 を180万円で360万円購入しています。
その後、最高値を更新し続け、200万円と210万円の計410万円と13%増加しています。
しかし、8月に大暴落が起こり、株価は60%以上下落しました。
オルカンが200万円から80万円に、S&P500が210万円から84万円、
元金の360万円が計164万円に65%減ったとします。
その時に、YouTuberの方や経済評論家などから、「今売らないと捨て銭(0円)になる」と言われ、
さらに下がることを恐れて売ってしまうことが、最もしてはいけないことです。
どうすべきかというと、この暴落で仮に60%も下がればリーマンショック以来の
史上まれにみる絶好の買い場です。
過去の下落率でも60%以上の下落はそうないです。
まずは30%くらい下がれば、暴落と考えてよいです。
その手前で買い増しの準備を進めていくべきです。
30%に近づけば、余裕資金の現金を証券口座に用意しましょう。
途中で少し上がり始めたら、そこで一気にすべてを投入せずに、
少し様子を見てから買い足しても間に合います。
段階的に下がっていくことはよくあるので、何回かに分けて買い足すと良いです。
「落ちてくるナイフはつかむな。床に刺さってからつかめ」という格言があります。
急落時の投資は落ちてくるナイフをつかむようなもので、
ナイフが床に落ちてから、つまり底を打ったのを確認してから投資すべきという相場格言です。
上がり始めてから30%、40%、30%というふうに分けて購入していくと、
大きな間違いは避けられると思います。
そういう準備行動と対応策を取ることで、暴落に対するマイナス思考を吹き飛ばし、
暴落時にプラス思考で冷静に対処していくことが可能となります。
暴落時にいくらどの銘柄を購入するか、自分で書き留めておくと冷静に考えられるので良いと思います。
まとめ
①ネット証券で証券口座を開設することが必須
②FX、デリバティブ投資、レバレッジ取引、個別株投資ではなく「インデックス投資一直線」
③暴落時には「怖くなって狼狽売り」ではなく、「にっこり買い増し作戦発動」を
・暴落時の対策として30%に近づけば、暴落と考えて買いの準備を
・それ以後は、上がり始めてから段階的に3、4回程度に分けて購入していくと良いです。
当サイトでは、使いやすい楽天証券をおすすめしています。
当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品やサービスを紹介しています。