【概要】
新NISAを始める際に最初に悩むのが「どこの証券口座で開設するか?」ではないでしょうか?
「ネット証券」に口座を開設することが正解であることは、投資家の皆さんは異議ないと思います。
投資家の間では、SBI証券か楽天証券かで議論されています。
私の結論は、「退職金を運用する世代の方にとって使いやすい楽天証券がお勧め」です。
SBI証券と楽天証券とどっちがいいの?
はっきりいって、個人長期投資家にとって、この2大証券に大きな違いありません。
すでにSBI証券を使われているならそのまま継続で良いと思います。
手数料は、基本的に無料ですし、取扱本数も大差はないです。
取り扱いが違う商品があっても、我々が購入すべき商品には大きな違いはないです。
購入した際に付与される「ポイント」でややSBI証券が有利ですが、
だからといって楽天証券からSBI証券に乗り換えるほどの違いはないと考えます。
では、何に注目すべきかといえば、
我々「退職金運用世代」は、使いやすさを重視すべきと考えます。
ネットで使いやすいのは楽天証券
私自身は、「SBI証券」「マネックス証券」「楽天証券」の3つの証券口座を開設しています。
NISA口座は一人1口座とされていますので、
昨年、NISA口座をマネックス証券から、一番使いやすい楽天証券にNISAに移管しました。
それまでは、マネックス証券では、米国株口座の使いにくさには参っていました。
NISA口座はそれほどではないですが、楽天証券の直感的な使いやすさには安心感があります。
使いにくいと、高齢者になって操作に戸惑うことが多くなるかもしれません。
「ネットで使いやすい」というのは今後、我々世代には重要な視点だと考えます。
SBI証券のポイント使用で苦労した体験談
私はSBI証券での投資商品の購入歴はないのですが、
昨年(2023年)、証券口座の開設プレゼントでいただいたVポイントを使って
ローソンで買い物しようとして、なかなか使えず、
妻と二人とも何度も出直して3回目でやっと使えたことがありました。
SBI証券か楽天証券かで悩んでいましたが、
この事件でSBI証券にNISA口座を開設するのはやめました。
旧NISA口座とIDECO口座はマネックス証券で運用しています。
マネック証券も悪くはないのですが、
普段は楽天カードで買物をしているので、
私にとっては、楽天ポイントが活かせる楽天証券が良いということもあります。
還元ポイントが多いのはマネックス証券
ちなみにクレジットカードで投資信託などを購入の際のポイント付与は
マネックス証券が2.2ポイント(2024.9末までの期間限定)と最大です。
マネックスカード(クレカ積立) (monex.co.jp)
期間限定でなくても1.1%とオトクになっています。
しかし、ポイント付与は証券会社の運用でどうとでも変えられるので、
そこにこだわっても仕方がないと考えています。
楽天証券 (rakuten-sec.co.jp)
SBI証券 (sbisec.co.jp)
マネックス証券 (monex.co.jp)
まとめ
ネット証券の比較では、SBI証券、楽天証券の2大証券会社で大きな違いはないものの、
高齢者や初心者にも使いやすさで楽天証券をおすすめします。
ポイント付与の仕組みは証券会社の意向次第で、
今後どうなるかわからないので、ポイントに惑わされずに選ぶのが得策だと思います。
とにかくネット証券にNISA口座を開設することは必須です。